私たち図書委員が一押しの本を紹介します!! 「紙の月」角田光代/著 舞台はバブル崩壊後。銀行の契約社員であり、順風満帆な生活を送っていた 主人公“梨花”は軽い気持ちで顧客の預金に手を付け、徐々に金銭感覚と日常が 歪み出し、暴走を始める物語です。 主人公の梨花は何故横領したのか。お金をめぐる人間関係や主人公の心情の 変化が見どころです。 この本を読みながら、自分だったらどうするか、と考えながら読んでみると いいかもしれません。そして、直木賞作家の角田光代さんが書いた小説です。 そういった意味でも楽しめる作品かと思いますので是非読んでみてください。 3年普通科図書委員