大森学園高等学校|デジタルパンフレット
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本学園は昭和14年に大森地区の機械工場の協力を得て創立されました。80余年前の地方出身者の多くは高校に進学せずに、親元を遠く離れて働くことが普通でした。大森学園はそのような地方出身の若者の学び舎としてスタートしたのです。学園は彼らが安心して学ぶことができるように授業料は工場が負担し、通学は勤務の一部であることを彼らが勤務する工場主と約束させ、仕事と勉学が両立できるような環境づくりに配慮しました。その後戦禍を被り、また日本経済が大きく変貌する中で、学園を取り巻く状況が変化をしても、生徒のことを第一に考える精神は教育の原点として現在も受け継がれています。本学園が大切にしていることは「創造の精神」です。自ら学び・考え、カタチにできる人間を育てていく、それが使命であると考えています。創立以来、創造の心を通して人や社会とのつながりを大切にしてきました。その精神が、「車いすのメンテナンス」「おもちゃの病院」等のボランティア活動につながっています。本校の校訓である『誠実・勤勉・協和・自立』これらは創造の精神に根ざしています。また、「創造の力」は生徒にとって変化の激しいこの時代を生き抜く力でもあります。大森学園は一人ひとりの生徒が今を大切にしながら明日に向かって着実な一歩が踏み出せるような教育を実践しています。●昭和14年4月大森地区の大森機械工業徒弟委員会の経営により、大森機械工業徒弟学校を創立校長に米澤勇作就任大森工業学校の設置が文部省より認可される校長に小山幹也就任大森工業学校開校、機械科を置く校長に渡辺三郎就任電気通信科を設置大森工業学校を大森工業高等学校と改める校長に山口萬就任財団法人大森学園を学校法人大森学園と改める電気通信科を電気科に改める理事長米澤勇作 校長を兼任理事長兼校長米澤勇作 教育功労者として文部大臣より表彰を受ける校長に早坂朝太郎就任第三種電気事業主任技術者資格検定第一次試験免除の認定を受ける理事長米澤勇作 多年教育の振興に寄与した功により藍緩褒章を賜る校長早坂朝太郎 産業教育功労者として文部大臣より表彰を受ける理事長米澤勇作 勲四等に叙せられ瑞宝章を賜る創立30周年記念式典を挙行校長早坂朝太郎 勲四等に叙せられ旭日小綬章を賜る情報技術科を設置校長に野原隆治就任校長野原隆治 勲四等に叙せられ旭日小綬章を賜る工事担任者試験一部を免除する学校認定校となる●昭和16年10月●昭和17年●昭和19年●昭和21年●昭和23年4月9月4月4月●昭和26年3月●昭和27年●昭和29年●昭和35年4月6月11月●昭和37年●昭和38年4月12月●昭和40年5月11月●昭和44年4月●昭和44年●昭和45年6月11月●昭和47年●昭和52年●昭和61年4月4月11月●昭和63年11月●平成元年●平成2年●平成6年●平成9年●平成11年●平成12年●平成17年●平成19年●平成21年●平成22年●平成26年●平成27年●平成29年●平成31年10月4月4月11月創立50周年記念式典を挙行理事長米澤正倫 校長を兼任総合技術科を設置理事長・校長米澤正倫 私立中学高校教育振興功労者として文部大臣より表彰を受ける創立60周年記念式典を挙行校長に井上皓司就任大森学園高等学校に校名変更 普通科設置普通科共学始まる創立70周年記念式典を挙行校長に畑澤正一就任前校長理事井上皓司 瑞宝小綬章を賜る工業科を設置廃科(機械・電気・情報技術・総合技術)創立80周年記念式典を挙行4月4月4月4月4月4月5月4月5月4月理事長 米 澤 正 倫47[大森学園の教育][大森学園の沿革]

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