大森学園高等学校|デジタルパンフレット
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平成25年度卒業東京大学現役合格佐々木 亮一さん東北大学農学部現役合格吉原 尚さんNao Yoshiwara国立コース卒業(大田区立大森第八中学校出身)令和3年度卒業上智大学現役合格石塚 ななみさん―合格した大学は第一志望でしたか?―佐々木私は当初、第一志望は一橋大でしたが、先生から東大を薦められて。ですが常にE判定で、本当に受かるとは思いませんでした。上を目指して勉強していれば難関私大には行けるかもと、やれるところまでやろうという気持ちでした。石塚 私も上智大はE判定でした。公募推薦を希望したのですが、無理なら一般受験でもと。どちらの対策もしていたのですが、どちらも中途半端になって。―E判定でもあきらめずに勉強を続けられた?―佐々木 積み上げたものを無駄にしたくなかったですし、無理だと思われていたので「見返してやりたい」という気持ちもありました。石塚すごいですね。私は上智大の英文学科にいちばん行き 2年次に東大のオープンキャンパスで、トンボの羽の構造をヒントに新しいプロペラが開発された話を聞き、生物の体の構造が、人々の生活に還元されることに興味を持ちました。 それからは東大を目指し、受験勉強を開始。目標が定まったことでバスケ部の練習と両立しながら、就寝前の1〜2時間は勉強に集中。SSCの個別授業もたかったので、やるしかないと。でも追い詰められると力が出て、公募一本で行くと決めてからは、先生にレポートを見せに行ったり、英検準1級を取得したり、積極的に動きました。佐々木 周りに流されず、自分の信念を持つことが大切ですよね。E判定だからやめておけと周りから言われても、自分で判断して自分で決めること。この経験が、就職活動のときにも活かされて、周りが大手企業に就職する中、自分でいいなと思ったベンチャー企業を選びました。入社当初より従業員も増えていて、これからが楽しみです。石塚 自分で決めたことは人のせいにできないから、失敗しても後悔はしないですよね。自分がどこに行きたいか、何をしたいのか、自分から良い環境を求めて自ら動けば、SSCや先生の協力も得られるのが大森学園のいいところだと思います。受けていました。チューターの先生には勉強の進め方についてアドバイスをもらい、先生方からは過去の入試問題の添削や解説をしていただきました。 3年からはSSCに通い、放課後は閉館まで、土日は朝から一日中勉強。受験時は共通テストの成績が今一歩だったので、すぐに東大と同じくらい希望していた東北大に気持ちを切り替え、合格。応用生物化学科に進み、最初に興味を持った生物の構造について、遺伝子組み換えやゲノム編集などを学び、大学院進学も視野に入れています。23当初は無理だと思われた高い目標を掲げ、みごと第一志望の大学に合格した先輩たちに、高校生活の思い出を語り合っていただきました。生物の構造を知り、社会に役立てたい!目標を定めて受験勉強に集中夢をあきらめなかった大森学園での高校生活

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